みずほ銀行のカードローンの仕組みについて教えてください

みずほ銀行の口座を長く利用してました。今回初めてカードローンの利用を考えています。みずほ銀行の保証会社は株式会社オリエントコーポレーションということですが、保証会社とはどういうことでしょうか。みずほ銀行のカードローンの仕組みについて教えてください。

保証会社とは保証業務を行うための会社です

保証会社とはカードローンの申込者の審査や利用者の管理などの業務を行う会社です。これはみずほ銀行に限らず、銀行がカードローン事業を行う際には必ず保証会社が存在します。みずほ銀行の場合は株式会社オリエントコーポレーションですが、たとえば三菱東京UFJ銀行の場合はアコム、三井住友銀行の場合はプロミスなどそれぞれ提携している保証会社は異なります。

法律により金利や借入額が制限されるようになり、消費者金融は以前のような莫大な利益を得ることが難しくなりました。そのため法律が施行されてからは多くの消費者金融が姿を消し、生き残った大手消費者金融も大手都市銀行と手を組むようになります。銀行も不景気の影響でいい貸し手というのがいなくなり、経営は思わしくありません。そこで個人向けの融資に力を入れるようになりますが、銀行は長年の経験とノウハウを持った消費者金融と手を組むことで顧客を増やしていきます。これは消費者金融と銀行がお互い生き残るために協力し合っているといっても過言ではありません。

銀行のカードローンというのは消費者金融に比べていろいろメリットがあります。第一に金利が低いということです。消費者金融の金利が18%前後というのに比べ、銀行の金利は最大14%から15%という低金利です。また消費者金融が総量規制の対象であるのに対し、銀行は総量規制対象外です。ですので、会社員でそれなりの年収がある人ならまずは銀行を借入先として考えるでしょう。

銀行のカードローンを利用したつもりなのになぜ消費者金融の名前があるんだろうと驚く人が少なくありません。契約書にアコムとかプロミスなどとあるとだまされて消費者金融と契約させられたと思う人もいるかもしれませんが、単に保証業務を行っているだけなので安心してください。ただみずほ銀行は過去にオリエントコーポレーションを通じて暴力団に融資を行うという事件を起こしているので審査に問題があると言われていたようです。現在では改善されましたので安心してください。

利率の決まり方はどのような仕組み?みずほ銀行カードローンの場合

カードローンを利用する場合、利率の決まり方には様々な方法があります。例えば審査によって利率が決まる方法を取っているところもあれば、その商品を利用する人は誰でもいくら借りても利率は一律という決まり方をしているものもあります。また、利用限度額によって利率が決まる場合もあります。

借り入れをする際の利率は、結局いくら返済すればいいのかに直接関わってきますから、気になるという人も多いのではないでしょうか。それでは、みずほ銀行のカードローンを利用する場合、利率の決まり方はどのようになっているのか見ていきたいと思います。そこで、まずはみずほ銀行のカードローンの商品の概要から確認してみましょう。

みずほ銀行のカードローンは、利用限度額が1000万円までとかなり大口の融資も可能な商品で、利率は4.0パーセントから14.0パーセントとなっています。みずほ銀行の口座を持っていない人でもカードローンを利用することができますし、みずほ銀行の口座を持っている人であれば、ネットを利用しての申し込みをすることで最短で申し込んだその日から利用することも可能です。

では次に、みずほ銀行のカードローンの利率はどのような仕組で決まるのかということですが、みずほ銀行の場合は利用限度額によって利率が決まります。利用限度額は、100万円以下の場合10万円・20万円・30万円・50万円の中から選ぶ形となっており、100万円以上1000万円までは100万円単位で選ぶ形になっています。ただし、インターネットで申し込んだ場合は50万円単位で利用限度額を選ぶことができます。

それでは実際の利率を詳しく見てみましょう。利率は、10万円~100万円未満で14.0パーセント、100万円~200万円未満で12.0パーセント、200万円~300万円未満で9.0パーセント、300万円~400万円未満で7.0パーセント、400万円~500万円未満で6.0パーセント、500万円~600万円未満で5.0パーセント、600万円~800万円未満で4.5パーセント、800万円~1000万円未満で4.0パーセントです。また、みずほ銀行の住宅ローンを利用している場合、さらにこの利率から0.5パーセント引き下げられた利率で借り入れをすることができます。

以上がみずほ銀行のカードローンの利率の決まり方となります。利用限度額によって利率が決まるので、とてもわかりやすくていいですね。大口融資も可能な商品なのと、利用限度額が高いほど利率が低くなる仕組みになっていることから、まとまったお金が必要な時に有利な商品であると言えそうです。

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